2000.03.10

【さきチケ江戸川ごはん】1か月で約1,630万円を集めた飲食店支援プロジェクト

こちらは2020年5月に行われた飲食店支援プロジェクト事例紹介です。

プロジェクト概要

2020年春、新型コロナウイルスの感染拡大は江戸川区内の飲食店を直撃しました。
外出自粛が続く中、休業や時短営業を余儀なくされた店主たちは、売上がほぼゼロになりながらも家賃・人件費といった固定費の支払いが続く状況に追い込まれていました。

そうした危機感を背景に、江戸川区商店街連合会が立ち上げたのが、飲食店支援プロジェクト「さきチケ江戸川ごはん」です。

当社は、長年にわたって地域情報ポータル「まいぷれ江戸川区」を運営してきた実績と地域ネットワークを活かし、本プロジェクトの事務局として企画・設計から運営・情報発信まで一手に担いました。

仕組みはシンプルです。支援者が応援したいお店を指定し、後日使える食事券を事前購入する。
お店にとっては当面の現金収入になり、支援者には先の楽しみが生まれる。

その構造がまっすぐ伝わったことで、1か月という短期間に1,354人・約1,630万円の支援が集まりました。


支援総額:1,631万円(目標額500万円)
目標達成率:326%
支援者数:1,354人
募集期間:1か月(2020年4月30日〜5月31日)


課題

課題① 飲食店の資金繰りが危機的な状況に陥っていた

緊急事態宣言の発令を受け、多くの店舗が休業または営業時間の大幅短縮を迫られ、売上がほぼ止まりました。

テイクアウトやデリバリーで補おうとする店もあれば、閉店を真剣に検討する店主も少なくない状況で、特に「今この瞬間の現金」が切実に必要とされていました。

課題② バラバラな発信では、支援の力が地域全体に届かない

各店舗がSNSで個別に支援を呼びかけても、情報は分散し、リーチできる人数には限界があります。飲食店主の多くはPRや情報発信に慣れておらず、声を上げることに消極的な店主も多い実情がありました。

地域一体となった仕組みに乗ることで、発信力を何倍にも引き上げる必要がありました。

課題③ 応援したい気持ちを、具体的な行動につなげる手段がなかった

地元の飲食店を心配し、何かしたいと思っている住民は少なくありません。しかし、寄付でもなく、今すぐ店に行くこともできない状況の中で、その気持ちを形にする受け皿が存在していませんでした。

支援する側にとっても納得感があり、参加しやすい仕組みの設計が求められていました。

 

解決策・取り組み内容

① 江戸川区商店街連合会・江戸川区と連携し、プロジェクトを立ち上げ

当社は江戸川区商店街連合会および江戸川区と連携し、プロジェクトの企画・設計から事務局運営までを担いました。

主催団体・行政・メディアという三者が連携する体制を組んだことで、プロジェクト自体の信頼性と認知度を高め、参加店舗の開拓と支援者への訴求を同時に進めることができました。
 

② 前払い式食事券という仕組みの設計
単なる寄付ではなく、支援額に応じた食事券を後日受け取れる設計にしました。

支援者にとっては応援する気持ちとともに、あのお店に早く行きたいという楽しみが生まれる構造です。
緊急事態宣言が明けた後に楽しみが待っているという前向きなメッセージも、参加のハードルを下げることにつながりました。
 

③ クラウドファンディングプラットフォームを活用した資金調達
国内最大級のクラウドファンディングサービス「CAMP FIRE」を活用し、オンラインで広く支援を募りました。

参加店舗ごとに食事券を購入できる仕組みとし、応援したいお店を自分で選べることで支援者の共感を高めました。また、特定の店舗を指定せず複数店舗をまとめて応援できるプランも設け、さまざまなかたちの参加を可能にしました。
 

④ まいぷれ江戸川区・SNSを活用した継続的な情報発信

当社が運営する地域情報ポータル「まいぷれ江戸川区」を情報発信の基盤として活用。プロジェクトページの制作・運用に加え、FacebookとTwitterの公式アカウントを開設し、参加店舗の紹介や進捗報告を継続的に発信しました。

自社メディアと外部プラットフォームを組み合わせることで、地域内での認知を着実に広げていきました。

成果

2020年4月30日のプロジェクト開始から1か月で、目標額500万円に対し約1,630万円(目標達成率326%)の支援が集まりました。
支援者数は1,354人にのぼり、支援金は2020年6月10日、参加全店舗へ届けられました。

支援者からは、ご近所に素敵な店があることを初めて知った、ずっと気になっていた店に行くきっかけになった、といった声が多く寄せられました。
飲食店への資金支援という直接的な効果にとどまらず、プロジェクトが地元の魅力を再発見するきっかけにもなりました。

外出自粛という制約の中でも、地域のつながりが育まれたことは、このプロジェクトが持っていた意義のひとつだったと感じています。

その後、まん延防止等重点措置の適用など状況の変化を受け、チケットの有効期限を段階的に延長。
最終的に2021年7月末まで利用可能とし、地域の実情に寄り添いながら運営を続けました。

クライアント概要

江戸川区商店街連合会 様

所在地/東京都江戸川区
業 種/商店街連合会(団体)
期 間/2020年4月〜2021年7月
協 力/江戸川区
事務局/まいぷれ江戸川区(株式会社京葉十二社広告社)

江戸川区内の各商店街が加盟する連合組織。地域商業の活性化を目的に、商店街同士の連携や共同事業、区内の商業支援活動を推進しています。本プロジェクトでは、区内飲食店の危機に対し連合会が主導的に立ち上げ、江戸川区の協力を得ながら実施されました。

同じようなお悩みをお持ちの
商店街・地域団体・自治体の方へ

さきチケ江戸川ごはんは、1か月で約1,630万円・目標の3倍超の支援を集め、地域の飲食店に直接届けることができました。
その背景には、単発のキャンペーンとして仕掛けるのではなく、行政・商店街・住民それぞれが参加しやすい仕組みをゼロから設計したことがあります。

  • 地域の事業者や店舗を支援したいが、具体的な手段が見つからない
  • クラウドファンディングを活用したいが、企画から運営まで任せられるパートナーがいない
  • 地域住民の応援の気持ちを、実際の支援の行動につなげる仕組みを作りたい

そんなお悩みはありませんか?

株式会社京葉十二社広告社は、地域情報ポータル「まいぷれ江戸川区」の運営を通じて培った地域ネットワークと、50年以上にわたる地域との関わりをもとに、企画・設計から事務局運営・情報発信まで一貫してご支援します。

まずはお気軽にご相談ください。初回相談は無料です。

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